PIPELINE パイプライン

毛包再生

QOLに大きな影響を及ぼす脱毛症とその治療

脱毛症は、男性型脱毛症(国内、1800万人)や女性の休止期脱毛(同、600万人)、円形脱毛症、瘢痕性脱毛症、薬剤性脱毛症など多様な疾患が知られています。脱毛症は生活の質(QOL)に大きな影響を及ぼすことから、多様な治療法が存在しています。

私たちは「毛包の再生」として、ヒト後頭部毛包に由来する上皮性幹細胞と毛乳頭細胞を生体外で増幅し、新しい毛のタネを脱毛部位に移植することで、脱毛症の抜本的な解決を目指しています。

毛包再生 図1

毛髪再生医療のパイプライン

2021年には、ヒト後頭部毛包に由来する上皮性幹細胞と毛乳頭細胞の安定的な生体外増幅法の開発に成功しました。さらに毛包再生医療に向けた第一世代の再生毛包器官原基として製造技術を確立しました。

最近まで、次世代の毛包再生医療技術の研究開発を並行して進め、毛包再生をサポートする新しい第三の細胞種を発見しました(未発表)。その細胞を応用して、第二世代の再生毛包器官原基、並びに第三世代の再生毛包器官の製造技術をマウスにおいて確立しました。これらの技術開発により、再生毛包器官原基移植から再生毛包器官の移植まで、毛包器官再生技術として考えられるすべてのパイプラインの開発を終了しました。

さらに毛包発生をサポートする第三の細胞は、頭皮の環境を改善する可能性があることから、男性型脱毛症のみならず女性の脱毛症の細胞移入療法に応用できると考えられます。

現在、これらの細胞のヒト化研究を推進すると共に、細胞移入療法や毛包器官再生医療の臨床研究に向けて準備を進めています。

毛包再生 図2




毛髪再生事業に関するお問い合わせ

info[at]organ-tech.jp

「 毛髪再生担当 」宛までご連絡ください。
メールを送信する際には、[at]を@に変更してお送りください。
お問い合わせの内容によっては返信に時間がかかる場合がございますので、ご了承ください。

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